NEW お礼とご報告

2013年4月10日WANにコラム記事を載せていただきました。どうもありがとうございます。

雪の中の父と娘 53歳の父を見殺しにしている私達?

他にも以下の投稿を載せていただいています。

●2012年10月21日

10歳少女の風邪までバッシングさせる「皇室」は、日本女性に必要ですか?

●2012年08月27日

皇室報道における捏造と男尊女卑構造


2012年12月18日 政府の女性宮家創設へのパブリックコメントの結果が発表されました。

約26万7千件よせられたコメントの多くを反対意見が占めたということです。

読売新聞から引用しますと
「皇位継承とは切り離して議論を行うという検討の前提自体に対して疑問を示す意見や、女系天皇を作り出すプロセスになり得るとして、政府が示した『女性宮家』創設案に反対する意見が多くを占めたという」ということです。

約26万7千件の中に皆様のご協力があると、深く感謝いたします。

と同時に、同じニュースに対して、産経新聞では、反対意見の中に
「皇位継承とは切り離して議論を行う=女性皇族の派遣社員化のようなもの」への国民の違和感があったことをまったく発表せず、
「『将来、女系天皇につながる恐れがある』などと反対する意見が多数を占めた。旧宮家の男系男子孫による新宮家創設を求める意見も多かった」と、非常に政治色の強い報道をしています。

その後、この結果を天皇陛下、皇后陛下が憂いていて、廃案を決めたくないという報道がされたり、
「内親王その人」「皇族女性の人生」と全く関係のないところで、あいかわらず議論がくすぶっています。

「国民統合の象徴」とされる家族で、女性人権をねじ曲げていく見本がおこなれるのではないか、また、国民主権の上で成り立つはずの天皇制が、宗教団体や天皇個人の思惑などにより私物化されるのではないか、引き続き注視していく必要がありそうです。

よく皇族は日本国憲法外の飛び地のようなもので、世襲であるということでそもそも人権監視の対象ではないと言う理論を見かけます。
それも結構でしょう。ですが、そう考える人は、きちんと天皇制廃止への運動をしなければなりません。日本に天皇制があるということで、国際社会の中での安定性を得ているという恩恵だけに、ちゃっかりとのるような在り方は卑怯です。

天皇制という制度と共存していく意志があるなら、それを構成している人達の人権にも配慮すべきだと思います。


2012年5月 思うところがあり、サイトを立ち上げました。
私達が疑問に思っていることの一つが、最近、政府と宮内庁から提案されている「女性宮家」です。

一見、女性の皇族の地位をアップさせているように錯覚させられますが、よく見てみると随分おかしなシステムです。人間としての女性皇族への思いやりはあまり無く、税金の使い道として「人質」に近いような扱われ方をしていないでしょうか? 皆さんはどのように感じられますか? ページの下の手作りチラシを読んでみてください。

しかもこの矛盾に満ちた「女性軽視の女性宮家」のシステムが、政府の強引な主導で進められ、10月現在ついに民間人のパブリックコメントを求めるところまで来てしまいましたはたして、震災復興・エネルギー問題・年金問題などを抱えた日本が、こんなおかしな制度作りを進める余裕などあるのでしょうか?

皇室で起きていることは、遠い世界の出来事のように思われます。でも、そう思い見過ごしていると、私達の世界も歪んでいき、今も、先進国中では異常に低い女性の立場が、さらに苦しいものになるかもしれません。内容にご賛同いただけたら、このチラシを身近の方にも渡していただけたら幸いです。

また、このサイトの紹介やリンクなどもお願いできましたら幸いです。我々「皇族女性の人権を考える会」は、ウィメンズアクションネットワークの登録団体としても認められました。

10月9日、パブリックコメントの受付先が確定しました。詳しくはAssam先生がブログに書いてくださっているので、そちらも合わせてご覧下さい。

「皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理」に対する意見募集  案件番号 060121009
期間 平成24年10月9日から12月10日(月)まで。
意見の投稿フォームは以下です。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060121009&Mode=0

管理人グループ代表Haruna

チラシpdf版はこちらをクリックです

JPG版は以下です